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　背景をテキストで切り抜くテクニックはよく紹介されています。同じことをしても面白くありませんので、ここでは、背景を生かしてみます。題して、背景付きテキスト切り抜き。

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	完成画像。
	Step 1 　加工したい画像を開きます。 1/ここでは、「§１. 滴の作成」で、滴をつけた作品からスタートします。
	Step 2 　背景を生かす下準備。桜の花だけにドロップシャドーを適用します。そこで、桜の花の選択範囲を作成します。 1/　背景レイヤーを複製します。 レイヤー名：Copy Original 2/　Copy Originalレイヤーで、桜の花の輪郭を”ハサミツール”で作成します。 　今回の場合は、ドロップシャドー用ですので、多少粗くても構いません。
	Step 3 　背景に残したいオブジェクトに影をつけます。 1/　Copy Originalレイヤーで、選択範囲を維持したままドロップシャドーを適用します。 フィルター＞照明と投影＞ドロップシャドー 設定： XとYのオフセット＝8 ぼかし半径＝15 2/　Drop Shadowが強すぎるので、 Drop Shadowレイヤーの不透明度を下げます。 Drop Shadowレイヤーの不透明度＝ 50
	Step 4 　切り抜き用のテキストを入力します。 1/　フォントは肉太のフォントを用います。文字を入力し適切な位置に移動させます。 　作例のFontは、フリーの Utility Italic を使用しています。 2/　テキストレイヤーを右クリックし、”レイヤーをキャンバスに合わせる”を選択します。 3/　画像上の文字部分を右クリックし、コンテキストメニューから、編集＞コピー　を実行します。
	Step 5 　背景の作成。 1/　テキストレイヤーを、レイヤータブの最下層に移動します。 [NOTE]　もしも、背景レイヤーが固定されていて移動できないようであれば、背景レイヤー上を右クリックし、コンテキストメニューから「アルファチャンネルの追加」を選びます。これでオリジナル画像の固定が解除されます。 2/　Copy Originalレイヤーにレイヤーマスクを適用します。 オリジナル画像上を右クリック＞レイヤーマスクの追加 3/　Copy Originalレイヤーのレイヤーマスクが選択された状態で、メニューから、編集＞ペーストを実行します。フローティングレイヤーが作成されます。レイヤータブ底部にある錨（アンカー）のアイコンをクリックして、ペーストしたデータをレイヤーマスク中に挿入します。 4/　Copy Originalレイヤーのレイヤーマスクの、階調を反転します。 　色＞階調の反転
	Step 6 　背景を追加して完成。 1/　レイヤータブで、最下層に新規レイヤーを、背景色：白 で追加します。 2/　文字レイヤーを選択し、矢印キーで少し移動させ影を出します。 完成です。